猫除けシートを使ったエビ水槽の立ち上げ【30センチキューブ水槽】
底面フィルターの下に猫除けシートを設置したエビ用水槽の立ち上げを実験的に行いました。
以前、ブログを始める前に台湾式底面フィルターを自作し設置しましたが、止水域があったのか餌を与えるとぽつぽつ死が続いたのでリセットして、新規に水槽を立ち上げました。猫除けシートを使った水槽がどのような結果になるのか、このブログに記録していこうと思います。
1.旧水槽の様子
旧水槽ではレッドファイヤーシュリンプを飼育していました。徐々に増えていたのですが、餌を与えると何故か数日間ポツポツ死んでしまうということがあり、リセットを決意しました。
この水槽は当初、水作の『エアーコンパクトプラス』を使用したのですが、本体の稼働音がうるさかったので、GEXの『サイレントフォース2000S』を導入しました。これを導入した結果、稼働音は静かでよかったのですが勢いが強すぎたので、泡のブクブク音がうるさく調整弁で水量調整をしました。
これが悪かったのかと緩めるなどいろいろ試しましたがそれでもエビの死亡は止まりませんでした。
恐らく画面右奥のエリアが止水域になっており、嫌気性バクテリアが発生したのではないかと思っています。
2.新水槽立ち上げ
2-1.完成イメージ図の作成&立ち上げ
目指したのは台湾式フィルターと同様の構造をキューブ水槽全体で行うというものです。そのため、底面式フィルターは水作の『ボトムフィルターミニ』からニッソーの『バイオフィルター30』に変更しました。
2-2.水槽の立ち上げ
イメージ図を基に100均で購入した猫除けシートを敷いています。猫避けシートを使ったエビ水槽を作る際によく紹介されている『ここダメシート』との違いは、シート下部が丸型が四角かです。『ここダメシート』の方が使いやすそうなので、次回から使っていこうと思います。
そして猫避けシートの上に『ホワイトネット』と鉢底ネットをテグスでまとめたものを置いたら、ニッソーの『バイオフィルター30』を投入し、の高さ調整兼バクテリア発生のため、コトブキの『パワーリング』を敷きます。
そして再び鉢底ネットを敷いて、ソイルを敷いて完成です。ソイルを敷いた順番は栄養系(マスターソイルネクスト)→吸着系(シュリンプ一番サンド)&旧水槽のソイルです。
旧水槽のソイルを入れたのはバクテリア導入のためです。これを立ち上げのため1ヶ月から2.3ヶ月エアーを空回しします。
最後に水ですが外に汲み置きしておいた水と旧水槽の水、さらに屋外ビオトープの水を混ぜています。水の量は大体、汲み置きの水:旧水槽:ビオトープ:で2:2:5くらいな感じです。最後にテトラ 『メダカ産卵繁殖用水つくリ(250ml)』を入れています。
ミネラルやヨウ素が入っているほか、液体が黄色?らしく水流がしっかりあるかの確認で入れてみました。
3.現在の様子
現在は室内にて育てていたサタンレッドテールの若魚達が入っています。若魚たちが入っていた水槽が汚くなったので一時的な避難場所としていましたが、寒くなってきたのでこのまま極火蝦を投入しようと思っています。
卵で買った子達なのですが、ヒレが普通の長さなので紹介されていた購入時に掲載されていた画像のヒレ長にはなりませんでした。オロチメダカが欲しかったので結果オーライということで。
4.シュリンプの移動先(一時的)
旧水槽にいたエビたちは睡蓮鉢にて元気に暮らしています。
ソーラー発電のエアーポンプによる循環型にしているので、水流が発生するためか透明で澄んだままとなっています。これまで低床にソイルや砂利を敷いてましたが、今回は溶岩石を配置し、そこにモスを投入しています。
うまくいけば緑の絨毯になる予定ですが、ならなくても中サイズの溶岩石をどかせばよいだけなので糞などのごみを吸いやすいはずです。
5.今後の予定
都内とはいえ今後はどんどん寒くなってくるのでcharmで購入したGEXのヒーターを導入し温度を一定にする予定です。種水として旧水槽の水と外のビオトープの水を使っていますが、2カ月経過したくらい(11月上旬予定)でエビとウィローモス付きの植物を導入しようと思います。
どんな感じに育つか経過観測を載せていければと思いますので、良ければ付き合ってください。